2011/3/25 金曜日
大震災で気づいた「人の変化」
東北太平洋沖地震の影響で続いている電力不足に対応する為、
あの日以来、東京都全体でもネオンを消灯したり、街灯を間引きで
点灯にするなどで、明かりをグッと落としています。
治安的に心配な面があるかもしれませんが、
この薄暗い街中は、なんだか昔の年末を思わせる風情があり、
実は「落ち着くな~」と感じている私です。
スーパーやコンビニの、目に痛いほどの明るい灯りは、
購買意欲を掻き立てる効果があると聞いたことがあります。
それが事実なら、明るすぎる照明は何かしら精神レベルに作用させる
ものがあるということで、考え方が飛躍しすぎかもしれませんが
人を攻撃的にさせていたのではないかしら?と思うほどです。
電力供給が復活しても、この程度の明るさが維持されればいいなと、
個人的に思います。
また、色々な面で我慢が強いられるときだからか、
街ですれ違う人からも、なんとなく優しさが感じられる今日この頃です。
この度の震災では、被災地に比べると甚大な被害を免れた東京ですが、
それだけに被災地の方々への思いが大変に大きいことを、
私の周りの身近な活動を見ていても痛感します。
みんなが「東日本」を向いています。
長期戦になりますが、
できる限りのことに協力していこうと、日々思っています。
オンラインショップ 吉仲