2012/10/9 火曜日
本の紹介
少し前に「大往生したけりゃ医療とかかわるな」という
画期的な本に出会いました。
なんでも、40万部も売れているとか・・・。
著者は、特別養護老人ホームの常勤の医師で、70代の方です。
昔の人は、みんな家で自然に亡くなったものだそうですが、
今は何がしかの「病名」がつけられ、あらゆる治療が施され
病院で亡くなるのが普通になりました。
それに異を唱えているので、読む人によって
賛成、反対意見は様々だと思いますが、
私は妙に納得してしまいました。
2年前に父を亡くしましたが、自分としては父のために
精一杯のことをしたと思っていました。
でも、今更ですがこの本を読んで、
はたして私は本当に父のために良いことをしたのだろうか・・・
とふと考える日々です。
誰しも避けて通れない人生の終末について、
明るく考えられる良い機会になりました。
神戸店 村岡