2016/6/3 金曜日
PARIS オートクチュール―世界に一つだけの服
先日、PARIS オートクチュール―世界に一つだけの服
を見に行ってきました。
「オートクチュール」とは、
「Haute=高い・高級」、「Couture=縫製・仕立て」
という意味で、顧客の注文に合わせてデザイナーが主導で
仕立てる高級服のことだそう。
とても楽しみにしていた展示の1つだったのですが、
シャネル、クリスチャン・ディオール、バレンシアガ、
イヴ・サン=ローラン、ジャン=ポール・ゴルチエ、クリスチャン・ラクロワ
などのデザイナーたちが生み出した美しく華やかなドレスの数々に
ただただ、溜息ばかりでした。
美しいドレスと共に、る刺繍や羽細工などの
職人技も堪能することができ、小物やデザイン画などの
貴重な資料が展示されていて、本当に美しく興味深い空間でした。
きっと、たった1回しか着られなかったであろうドレスの中に
デザイナーの想い、職人の技が詰まっていて、
1着1着のすばらしいディテールに感動を覚えました。
現在は、日本の伝統技術の継承者と同じく
オートクチュール店として受け継がれている店舗は数少なくなってしまったそうです。
すばらしい技術を後世に残していけることを
願わずにいられない展示でもありました。
ネットオフィス 山中